保育内容

一日の生活


 

 


今週(4/29~5/4)の 給食/おやつ の献立

4月29日(月)
祝日休園のため給食はなし
4月30日(火)
カレーうどん ブロッコリーの和風サラダ 果物 / 牛乳 しらすおにぎり
5月1日(水) 
麦ごはん あじの味噌マヨネーズ焼き 野菜の納豆和え すまし汁 / 牛乳 大学いも
5月2日(木) 
麦ごはん 鶏肉のカレー揚げ 大根ツナサラダ 味噌汁 / 牛乳 さけおにぎり
5月3日(金) 
祝日休園のため給食はなし
5月4日(土)
祝日休園のため給食はなし

 

栄養士からのコメント

  • 大阪の名物と言えば、たこ焼きやお好み焼きなどの「粉もの」ですよね。日常的に食べているご家庭もたくさんあると思います。
  • ですが、最近では「グルテンフリー」という言葉もよく聞くと思います。小麦粉は水と混ぜるとネバネバとしてきます。これは「グルテン」が形成されているからです。小麦粉中に含まれるグリアジンとグルテニンというたんぱく質が合わさり「グルテン」が形成されるのですが、そのグルテンのネバネバは身体の中に入っても同じです。腸に吸収される時もネバネバとし、腸粘膜に張り付き腸内環境を悪くします。何度かお伝えしたこともありますが、腸は免疫の要になると言われています。腸内環境を整え免疫力を上げるためにも、グルテンを出来るだけ除く食生活をすることを「グルテンフリ―」というのです。海外ではグルテンフリー表示に関する法整備が進んでいる地域もあるようです。
  • 粉ものは美味しいですがほどほどに楽しみ、和食を基本とした食生活を送ることが健康な身体に近づく一歩かもしれません。

 

 

G G Cyo Column

▼心無い誹謗中傷で致死する、深い心の傷を負う。軽率な興味本位の他言がハラスメントに拡大する。こんな事件が暇なく報道され日常特別な事象にならないような感覚に、老婆心ながら憂います。「心の火種は3歳から」と紹介した方もいましたが、幼児と接する身としてやるべきことがあるのではと思う近頃です。


▼現代は「個」が主体となり「集団」を形成する認識が主流なのでしょう。その個を尊重し教育し豊かな集団(社会)での活躍でヒトの尊厳なり使命を果たすことを求める主義なんだと思いますが、あまりに個人の主義主張がもてはやされ、それも顔を出さない主張や意見が拡散し、自身の「個」が「孤」になっていないか。心配事が募ります。


▼保育園で子どもたちの発言から、僕はとか私はとかの主語を省いているなと感じています。まだ文体の未熟さからの物言いともおもいますが、しかし、個の主張が弱いのではとも感じます。主体をはっきりさせないで行為する現代人の特徴ではないでしょうか。自分を主張し正義ある個人、責任を負う個人でなければなりません。自分を豊かにする自尊心を育むには幼児期の関りが大切だと思います。自尊心を育むには真の慈悲の元、幼児の行為を誉め認め励ますことです。個を育むには孤にしてはダメで包み込む環境が必要です。


▼すでに幼児は鋭い思考力を備えています。個々の思考傾向や性格はもうはっきりしています。生後わずか2.3年間のうちに人格形成に繋がる思考を習得していると考えれば、その生い立ちの環境に我々大人が正義を示せたか、善悪の規範を示せたかを問うことも必要ではないでしょうか。